”OVERDOSE” Interview

Interview
“OVERDOSE”

BACKGROUNDO:以下BA)自己紹介お願いしやす

OVERDOSE:以下OD) 俺の名前はOverDose。
当時、俺は”Graffiti”というものにそもそもまったく興味がなかったのだが、
同じ高校で同じクラスだったPROONE(MAKE)が、俺の地元にボムしに来て、
いわゆるそういった流れになり、SETEAと名乗るグラフィティライターとPRO
とのシティバトルに発展していった。
地元だったし、PROは仲間だったので、血気盛んだった少年は、地元にある
SETEA、全てのGraffitiにXをする事から始まった。
Xをひたすら書く日々が続き、段々とSTREET GAMEを理解していった。
“タグネーム”という名前があると知り、俺は”DOSE”という名前で描き始めた。
街を舞台にバトルがヒートUPする中、バトル相手のSETEAとある日の真夜中に
偶然遭遇したのだが、ぶっ飛ばすとか、不思議とそうはならなかったな。
その出会いから Fate、Kress、Kaneと繋がった。タギング位しか知らない俺に
Kressが、プリント用紙にでもいいから、一日3個シンプルスタイルを描けば
段々形になってくよと言われた時は え?シンプルスタイルってなんなんすか!
って感じで訳も解からず、その日に川沿いにある橋げたへ描きに行った。
あ、そういえばKANEとSCAだけはGraffitiに興味がなかった時からよく眼についたなぁ。
新手のチーマーだと思ってたわ。
そして現在に至る。
まぁそういう流れで SCA(Spray Can Addict)のメンバーになったんだけど、
彼らのGraffitiに対する情熱、考え方、クオリティの高さに押しつぶされちゃって、
自ら脱退しちゃったわいっ!
その後何年かライトには動いていたけど、ある出来事がキッカケで名前を
“OVERDOSE”に改名しやした。

BA:CREWとか入ってんの?

OD:お おう、ORE、JPN、SDP、GALだお。

BA:その頭文字の意味は?

OD: ”Oreno Rakugaki Endless” ”Japan” ”Super Diamond Players”
”Gettin All Linez”

BA:つかBackgroundo Photo Gallery TopはOverDoseですが

OD:あれはSUPEROVERDOSE。自分の中にある The “SCA STYLE”です。
当時、俺の目指してたスタイルで、今でも追求し続けてる。
いつものOVERDOSEは、自分の中でスロアップよりもちょい格上的な、
スロアップをデコった”DEKO UP”スタイルっす。
とりま1000OVERDOSEいったら何か起こるっしょ!と期待しつつ、
今は楽しく描いてるよん。ん、楽しいのか?まぁ楽しきゃいいんですよ楽しきゃ。
神奈川で昔から描いてる”強敵”達は、今も変わらずマイペースで動いていて嬉しいし、
絶妙な間合いを楽しみながら描いてるよね。つか楽しく描いてたいっすね。
たまには明るい時間に描きたいけどね(笑)夜も夜で楽しいし、基本だけど。
最近 唯一明るい時間にひっそり描けるスポットがGOING OVERDOSE
してるらしいけど、そういう事なんだろうからねぇ。もし本気で神奈川の街にある
GRAFFITIを見て、影響を受けて、神奈川でGRAFFITIを描いているのであれば、
言わずとも間合いや空気感で分かるはずなんだけど、どうなんだろう、
ついにそうはいかなくなってきたって事なのかな。時代っすからねぇ。
でも価値観なんて人それぞれだからまぁ、別にどうでもいいんだけどね。

BA:ぶってんじゃねぇ~よ~

OD:お!きましたOVERDOSE NIPPON、こころの中でいいね!おしといたぜ。

BA:ぶってんじゃねーよ!OverDose氏のDECO UP STYLEのアルファベットには
ほぼ眼が入ってるけど、どういう経緯なんすか

OD:スタイルの追求の過程で、アルファベット一つ一つに自分の眼を入れる事によって
アルファベットが生きることを見つけた。
Graffitiを知らない人でも眼を入れたらインパクトあがるっしょ!って。
最近はGraffiti Writerに見てもらいたいというよりも、一般人にどれだけ
入り込んで伝えられるか、の領域で楽しんでるよ。
まぁ俺は基本、現場では FREE STYLEで描くので、壁の前に立つまで決まってないから、
その時描いたOVERDOSEの眼はその時の眼だお。
ほか、結構設定が細かいのでよろしくお願いしま~す

BA:今回のPOSTER制作の経緯は

OD:キャンバスにスプレー&POSCA等でBACKGROUNDを作って、実際街に描いた
デコの写真を撮って、写真を地味に切り取って貼った感じっす。
ありがとうございます!

BA:最後にGraffitiを始めて、壁にぶち当たっている方に一言おねしゃす

OD:いやいやいや、俺だっていつでも壁にぶち当たってるわいっ!
僕が思うに、まず 己を知った上で、初心と志を忘れずに、広い視野で
周りの状況を把握しながら、自分らしさ、”オリジナル スタイル”を
常に出し続ける事が出来ればベストですよね。
取巻く環境に左右され、中々思うようには行かないと思うし、必ず大きな
壁が現れるけど、その次々と現れる”壁”に、自分なりの”マスターピース”を
ボムし続けていく繰り返しなので、人生と一緒だと思います。
人それぞれGRAFFITIの考え方や人生があるし、なんとも言えませんが。
始めた頃はもっと上手く描きたい!とかスキルが先行してたけど、
ある時気付いたんですよ。元々絵なんて上手くねーし、その下手さが
俺にしか描けないラインであってスキルなんだなって(笑)
そこがOVERDOSEの持ち味でありんす。
あくまでも一個人の考え方なので鵜呑みにしないでください。
色々な考え方、色んな人がいますから。
だからおもしろくて深いんです、GRAFFITIって。
あ、あの~… ボム行くんでそろそろぉ…。
でわでわ、いつか街のどこかで会いしましょう!

BA:ありがとうございますた